シェイクスピア「真夏の夜の夢」鈴木杏&北乃きい&加治将樹出演で秋上演
に登場するキャラクター、悪魔・メフィストフェレスを乱入させたり、原作ではあまり表現されていない嫉妬や憎悪といった負の感情の表現で終末論を感じさせたりと、大胆に換骨奪胎した。
演出を手掛けるのは、ルーマニア演劇界を代表する演出家のひとりシルヴィウ・プルカレーテ。これまで、お互いの国での上演のたびに親交を深めてきた野田さんとプルカレーテが、ついに初タッグを組むことに。
キャストには、原作ではヘレナにあたる娘そぼろ役を、「ハムレット」「ロミオとジュリエット」などの名作舞台にも出演する鈴木杏。ハーミアにあたる割烹料理屋の娘ときたまご役を、「ウエスト・サイド・ストーリー」への出演も注目を集めた北乃きい。
デミトリアスにあたるときたまごの許嫁、板前のデミ役を、「わたし、定時で帰ります。」「テセウスの船」などに出演する加治将樹。ライサンダーにあたるときたまごと愛し合う青年・板前のライ役を、「ミュージカル テニスの王子様」「嵐が丘」など様々な舞台作品に出演する矢崎広が演じる。
ほかにも、今井朋彦、加藤諒、手塚とおる、壤晴彦らが参加する。
東京芸術劇場30周年記念公演「真夏の夜の夢」は10月15日(木)