ドニー・イェン、“速すぎて見えない”アクションを『ムーラン』監督絶賛「彼は驚異的」
タン司令官は、ムーランを厳しく指導する傍ら、武人としての才能を開花させていくムーランを誰よりも目をかけることとなる。ムーランにとっても、タン司令官は単なる指導者ではなく、彼女を武人として心身ともに強くさせる重要な存在となり、厳しい訓練の中で2人はお互いに特別な存在となっていくのだ。
さらに本作で大きな期待を寄せられているのが、ドニー・イェンの“驚異的なアクション”。本作の女性監督ニキ・カーロは「撮影現場での私のお気に入りの瞬間は、この目でドニー・イェンの武術の技を初めて見た時のこと」と、誰もが憧れるドニーとの撮影をふり返っている。
「タン司令官として彼は新兵たち全員の前で剣を使った技を披露します。私は顎が床まで落ちかと思いましたよ。あの人の身体の動きや剣の動きはものすごく速いから、私はそれを見極めることができませんでした。速すぎて、彼が実際に何をやっているのかを見るために、その場面をもう一度スローモーションで撮り直す必要がありました。
彼は驚異的です」と、人並みはずれたドニー・イェンのアクションを絶賛。速すぎてスローモーションにしないと見えないほどのアクションはまさに彼にしか成せない技で、その驚異的な技術があったからこそ、本作の戦闘シーンはより一層臨場感溢れるものになっているに違いない。