くらし情報『小出恵介“酒野”の過去に何があったのか…小池徹平との共演で描く「酒癖50」新章』

2021年8月17日 17:30

小出恵介“酒野”の過去に何があったのか…小池徹平との共演で描く「酒癖50」新章

が取り上げられ、サブタイトルには「溜め込んだストレスを酒に逃げていた」とある。実際の主題は「逃げ」の方にあるのだ。下野は上司と部下の板挟みになり常日頃から“YESマン”で、“その場を丸く収めるために自分さえ我慢すれば良い”とあらゆる理不尽を飲み下す。その報われない自己犠牲やストレスを酒に酔うことに逃げてしまう。誰しも目下課題から目を背けたくなるものだが、いつまでもその場しのぎの無理や逃げは通用しないのだ。

小出恵介“酒野”の過去に何があったのか…小池徹平との共演で描く「酒癖50」新章

総務部の口山(犬飼貴丈)の「無礼講」がテーマの第3話は、「お酒の場を使って口撃する」ことを問題だと指摘する。お酒が入った場であれば受け手側に“ノリ”という名目で通常よりも受け流す“スルースキル”、つまり許容範囲を広げることが求められがちだ。その場の雰囲気を逆手にとって、普段は決して言えないようなことをお酒の力を使って伝えるのは、その内容がどんなに正しいことだったとしてもやはり卑怯なのだ。
相手が言い返せないような場の空気を醸成した上で、一方的に言い負かす時に自分は少しでも悦に入っていないか。ましてやそれが誤った内容を含むものであれば尚更で、酔いは覚めてもその後の取り返しのつかない現実は続くのだ。

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