2021年10月22日 08:00
岸井ゆきの&浜辺美波が親友役で共演『やがて海へと届く』春公開
岸井ゆきの主演、共演に浜辺美波を迎え、強い絆で結ばれる親友を演じる映画『やがて海へと届く』が、来春公開されることが決定した。
本作は、彩瀬まるによる同名小説の映像化。突然、消息を絶った親友の死を受け入れられない主人公が、深い悲しみを抱えながらも、前に踏み出そうとする姿を見つめる、喪失から再生へと向かう物語。
『愛がなんだ』で第43回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、「浦安鉄筋家族」「#家族募集します」に出演した岸井さんが演じるのは、自分にないものを持つ親友への密かな憧れ、そんな彼女の死を受け入れられずにいる主人公・真奈。岸井さんは「自分を満たしていた存在が力づくで奪われたとき、自分は何を感じてどう喪失と向き合うのだろうと考えました。愛しい記憶をつなぎ合わせてもここには何も無いこと、忘れないと決めても『今』が抗いようもなく押し寄せてしまうこと。胸が詰まるような思いの先で、息が出来る場所をさがす物語です」とコメントしている。
岸井ゆきの
そして、「賭ケグルイ」シリーズや、「私たちはどうかしている」『君の膵臓をたべたい』『約束のネバーランド』に出演、先日『シン・仮面ライダー』のヒロインにも抜擢された浜辺さんが、自由奔放で不思議な魅力を持つ、真奈の親友・すみれを存在感たっぷりに演じる。