シネマカフェ的海外ドラマvol.138　謎が謎を呼ぶ…新型サスペンス「フリンジ」

第1話で旅客機に乗り合わせた全員が怪死するという“フリンジ的事件”を捜査していたFBIエージェント、オリビアは、相棒で恋人の捜査官ジョン共々ピンチの状態に。捜査中に重傷を負ったジョンの命を救うため、さらには不可解な事件を解決するため、フリンジ・サイエンスの天才研究者・ウォルターに協力を求めます。しかし、事件は一応の解決を見たものの、オリビアが今回取り組んだような“フリンジ的事件”が様々な場所で起こっており、一連の事件につながりと大きな意図があることが発覚。一連の事件を“パターン”と呼び、その捜査を行っている国土安全保障省の下、オリビアやウォルターは数々の事件を追っていくことになります。

「一連の事件は何か大きな陰謀の一角だ！」という設定上、1話ごとのエピソードが本当の意味での解決を迎えていないのは明らか。毎回何かしらの謎が提示され、「あれは何だったんだろう？」「え？それって、どういうこと？」と口にせずにはいられないシーンが随所に出てきます。また、“パターン”らしき事件の捜査を担当するオリビアと天才にして変人の科学者・ウォルター、さらにはIQ190の頭脳を活かして彼らに協力するウォルターの息子、ピーターといった捜査側にも謎に包まれた事情が。