2021年12月15日 12:15
ウェス監督、ベニチオ・デル・トロと念願のタッグ『フレンチ・ディスパッチ』ストーリー予告&メイキング
ウェス・アンダーソン監督の記念すべき長編第10作目を飾る最新作『フレンチ・ディスパッチザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』より、ストーリー予告(確固たる名作編)、場面写真、メイキング画像が解禁された。
この度解禁されたストーリー予告は、美術界の表も裏も知り尽くすJ.K.L.ベレンセン(ティルダ・スウィントン)による第1話「確固たる名作」編。服役中の凶悪犯、かつ天才画家の囚人モーゼス・ローゼンターラー(ベニチオ・デル・トロ)は、看守のシモーヌ(レア・セドゥ)をモデルに絵画を描いており、同じく囚人であり画商のジュリアン・カダージオ(エイドリアン・ブロディ)は、モーゼスを美術界に売り出す画策をする。
映像では、モーゼス以外の囚人たちやベレンセン、シモーヌたちが入り混じって暴動が巻き起こるカオスな状況のほか、裁判にかけられてしまったモーゼスをかばおうとするも裁判長に辛辣に断られるジュリアンの姿が映し出されている。
“ベニチオ・デル・トロで映画を撮りたい”という長年の望みがあったという監督だが、本作のモーゼスは彼がずっとあたためていたキャラクターだったそう。「何年も前に、ずっと書きたいと思っていた、画家についての脚本を書きました。