2022年1月2日 17:00
『フレンチ・ディスパッチ』舞台はフランスの架空の街、キャスト&スタッフがウェス監督のフランス愛を明かす
『グランド・ブダペスト・ホテル』『犬ヶ島』のウェス・アンダーソン監督待望の最新作『フレンチ・ディスパッチザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』より、コメントが解禁された。
前作の日本を舞台にしたストップモーションアニメーション映画『犬ヶ島』に続き、ウェスが次の舞台に選んだのはフランス。「長年にわたりフランスに住んでいましたので、フランスの映画、特にフランス映画に関係する映画を撮りたいとずっと思っていました」と語っていたように、最新作はフランスの架空の街アンニュイ・シュール・ブラゼが舞台となっている。
劇中では、フランスの犯罪映画からインスパイアを受けたシーンや、フランスらしく画家や絵画が登場するパート、また見た目も味も豊かなフランス料理が登場するパート、さらには5月革命を彷彿とさせる描き方と、フランス的な要素が劇中の随所に散りばめられている。
そんな本作には、実際にフランスで生まれ育ったキャスト・スタッフも出演。本作で音楽を担当したアレクサンドル・デスプラは本作について「この映画はフランスのイメージから作られています。でも、監督の頭を通したイメージですからすこし歪んでいます。