くらし情報『カンヌが驚愕&喝采!『LETO』監督最新作『インフル病みのペトロフ家』4月公開』

2022年1月20日 14:30

カンヌが驚愕&喝采!『LETO』監督最新作『インフル病みのペトロフ家』4月公開

Photo by cinemacafe.net


濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』が脚本賞を受賞し、日本でも大きな話題を呼んだ昨年のカンヌ国際映画祭で批評家たちを驚かせ、喝采を浴びた『LETO-レト-』キリル・セレブレンニコフ監督によるロシア映画『Petrov's Flu』(英題)が、邦題『インフル病みのペトロフ家』として4月23日(土)より日本公開されることが決定した。

カンヌ国際映画祭ではレオス・カラックス監督『アネット』やアピチャッポン・ウィーラセタクン監督『MEMORIAメモリア』など話題作が目白押しの中で喝采を浴び、その斬新さに最高賞パルム・ドールに強く推す批評家もいたという本作。

監督は、ロシア演劇界の鬼才であり、『The Student』(2016/日本未公開)や『LETO -レト-』(2018)でカンヌをはじめとする数々の映画祭で多数の賞を受賞するなど、すでに映画監督としても世界から注目を浴びているキリル・セレブレンニコフ。

若くして2012年からモスクワのゴーゴリ・センターの芸術監督に任命された演出家でありながら、2017年に国からの予算を横領した疑いで逮捕されて自宅軟禁状態に。日本でも公開された『LETO -レト-』がカンヌで絶賛され、サウンドトラック賞最優秀作曲家賞を受賞した際には、多くの映画人がセレブレンニコフの無罪を訴え、解放を求めたがカンヌには参加できなかった。

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