2022年2月3日 16:00
フランス・アングレームの街全体がこだわりの撮影所『フレンチ・ディスパッチ』メイキング入り特別映像
絶賛公開中のウェス・アンダーソン監督作『フレンチ・ディスパッチザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』より、舞台となる架空の街を作り上げるためのこだわりとロケハンの様子をとらえたメイキング入り特別映像が解禁された。
豪華キャスト陣のコラボレーションや、様々な文化へのリスペクトが込められたストーリー構成のほか、ウェス・アンダーソン作品ならではの細部までこだわった美術セットや小物にも絶賛の評価が集まっている本作。今回解禁された特別映像では、ロケ地となったフランスのアングレームでのロケハンの様子や、街並みがたちまちウェス・アンダーソンの世界へと変貌していく過程、そして実際の撮影現場に迫っていく。
本作にぴったりなロケ地を見つけるためにフランス各地を探し回ったというウェスは「街から一歩も出ずに街にあるものだけを利用して全編を撮影できる街だ」とアングレームを説明。美術のアダム・ストックハウゼンも「階段も坂道もすべてが完璧だった」と語る。しかし最初は、フランスの架空の街を舞台に短編のストーリーが次々と展開されるという脚本にスタッフの誰もが衝撃を受けたようで、編集のアンドリュー・ワイスブラムは「“出来るの?”とすぐウェスに聞いたよ(笑)」