【シネマモード】賢いエマのファッションは断然エシカル!
「着ることで世界がより良くなったり、何かの役に立つ、そんな選択肢を提示したかったのです。ファッションで、自分に自信を持てるだけでなく、同時に誰かの人生も変えることができる――これは本当に素晴らしいことだと思っています」とエマ。「これは、エマ・ワトソンのラインではないし、セレブによる宣伝でもありません。私たちの世代に向けたフェアトレード・ファッションというアイディアを自分も応援したかったんです」。
このラインは、買うだけで、着るだけで誰かの暮らしを支援できるのだという事実、実はファッションには「毒」も含まれているのだという現実、フェアトレードの必要性を、若い世代に知らせるという重要な役割も担っています。ファッションには貧しい人々からの搾取によって成り立っているものがあること、多くのコットンは有害な薬品を使って育てられていることも、あまり知られていません。コットン栽培に使われることの多いある農薬は、皮膚から吸収されると1滴で大人を死に至らしめると報告されました。ピープル・ツリーでは、コットンをオーガニック栽培するインドの農家から適正な価格で購入しています。
こんなところも、エマがピープル・ツリーを選んだ理由というわけ。