くらし情報『映画初出演でカンヌ最高賞『TITANE/チタン』主演アガト・ルセルは「スクリーンを支配していた」』

2022年3月8日 18:00

映画初出演でカンヌ最高賞『TITANE/チタン』主演アガト・ルセルは「スクリーンを支配していた」

Photo by cinemacafe.net


2021年・第74回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール(最高賞)に輝いた『TITANE/チタン』で主演を射止めたのは、映画初出演のアガト・ルセル。この度、彼女が演じた“チタン”により変異する女性の場面写真とメイキング写真がシネマカフェに到着した。

『RAW~少女のめざめ~』(16)で鮮烈なるデビューを飾ったジュリア・デュクルノー監督の長編2作目となる本作。主人公のアレクシアを演じるのは、本作で長編映画デビューを飾ったアガト・ルセル。幼い頃、交通事故のため頭蓋固定手術でチタンプレートが埋め込まれ、車に対して異常な執着心を持つようになり、危険な衝動に駆られ殺人を犯す役柄に挑んでいる。


映画初出演でカンヌ最高賞『TITANE/チタン』主演アガト・ルセルは「スクリーンを支配していた」

今回、アガトをキャスティングした理由として、デュクルノー監督は「アレクシアが〈突然変異〉するとき、人々が目にしたことのある女優の変化を見ていると思ってほしくなかったのです。つまり、観客がどんな思い込みも持たない人が必要だったのです」とコメントしている。

インスタグラムから発掘された彼女は、ジャーナリスト、モデル、写真家として活躍するなど多彩な経歴を持つ。今回解禁となった場面写真は、シャワー室から出てきて不安気な表情を浮かべるシーン。

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