2022年4月1日 16:00
『2046』は18年ぶり!『恋する惑星』『天使の涙』ほかウォン・カーウァイ5作品が4Kレストア公開
の5作品を公開。現在、各国でリバイバル上映が開催されている。
カーウァイ監督は「観客は、その作品を初めて観た時の記憶が強烈に残っているもの。今回のレストアは、単なる焼き直しではなく、新たに生まれ変わった作品と位置付けることにしました。この新しい作品を楽しんでもらいたい」とコメント。
『恋する惑星』
そして、「『恋する惑星』と『花様年華』は私のお気に入りのアスペクト比1.66:1で撮影され劇場公開されましたが、ビデオ化の際に1.85:1に修正されました。そこで今回のレストアでは元のアスペクト比に戻しました。『天使の涙』は、元々意図していたスコープサイズに変更しています。
当時はスタンダード画面で撮影したものをワイド画面に編集することは不可能でしたが、今回のレストアで実現することができました。また、『恋する惑星』は公開当時5.1chが存在しなかったため、今回5.1ch音声を再構成。『花様年華』もリミックスしています」と、画面サイズや音声の修復についてこだわりを明かしている。
2019年におきた火災によって、残念ながらオリジナルネガの一部が焼失してしまった『ブエノスアイレス』についても、「(火事が原因で)