2022年5月5日 17:00
“モノマネにはしたくなかった”オースティン・バトラーが役作りを明かす『エルヴィス』
ありがたいことに、無限の情報と、彼の人生に関する資料がある。だから観ることができる全てのドキュメンタリーやインタビューを観て、手に入れることが出来るすべての本を読みました」とコメント。さらにはエルヴィスの電話の録音まで聞いて、「プライベートな時の彼の声はとても大きな助けになりました」と、エルヴィスの素の会話が、彼の人間性を深堀する上で大いに役立ったことを明かしている。
このほかオースティンは、『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックを指導したムーブメント・コーチのポーリー・ベネットに付いてエルヴィスの身体的な特徴を学び、話し方のコーチを付けて、彼の会話のクセなども習得したという。
外見と内面の両面を同時に理解していくという、とても困難なアプローチの結果、オースティンの演じるエルヴィスはとても完成度の高いものになったようで、監督のバズ・ラーマンは「これだけははっきり言えますが、オースティンは、この映画を観た人が皆エルヴィスを愛してしまうようになるくらい、エルヴィスのことを人間味あふれるものにしましたよ」と太鼓判を押している。『エルヴィス』は7月1日(金)