くらし情報『ヴェネチア国際映画祭、金獅子賞は3年連続で女性監督作品に』

2022年9月11日 09:35

ヴェネチア国際映画祭、金獅子賞は3年連続で女性監督作品に

コンペティション部門で上映された本作は、上映後6分間のスタンディングオベーションを受け、現地で早くも「アカデミー賞有力!」と絶賛されていた。ケイトの同受賞はボブ・ディランに扮した『アイム・ノット・ゼア』(第64回)以来2度目の快挙となった。

なお、本作の日本公開は2023年を予定しているという。音楽を『ジョーカー』(アカデミー賞作曲賞受賞)ヒドゥル・グドナドッティルが担当しており、今後の映画賞レースでも大きな注目を集めることになりそうだ。

■STORY
ドイツの有名オーケストラで、女性としてはじめて首席指揮者に任命された指揮者リディア・ター(ケイト・ブランシェット)は、天才的能力と、たぐいまれなるプロデュース力で、自身を1つのブランドとして作り上げてきた。しかし、のしかかる重圧、過剰な自尊心、仕掛けられた陰謀により、彼女の心の闇は少しづつ広がっていくーー。コリン・ファレル、初の男優賞『イニシェリン島の精霊』

2017年度の映画賞を席巻した『スリー・ビルボード』の最新作『イニシェリン島の精霊』は、父母の故郷を舞台に書かれたマクドナー監督の脚本による物語。主人公パードリックを演じるのは、ヨルゴス・ランティモス、スティーブン・スピルバーグ、テレンス・マリック、オリバー・ストーン、ティム・バートン、マット・リーヴスなど、数多くの天才監督たちにその個性を愛され続け、ハリウッドで独自の地位を築き上げるとともに、『ファンタスティック・ビースト』シリーズでもファン層を広げたコリン・ファレル。

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