くらし情報『イニャリトゥ監督の新境地…『バルド、偽りの記録と一握りの真実』予告』

2022年9月29日 10:00

イニャリトゥ監督の新境地…『バルド、偽りの記録と一握りの真実』予告

Photo by cinemacafe.net


アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督による自叙伝的なノスタルジック・コメディ『バルド、偽りの記録と一握りの真実』より、観る人の心を大きく惑わす、魅惑的な世界観の一端を映し出した日本版予告編が公開された。

予告編では、主人公のシルベリオが自らの過去にあらゆる問題の答えを求めて、思いを巡らせる様子が描かれる。子どもの誕生シーン、舞台に立って何かを叫ぶシルベリオ、人々が山積みになる中で一人ポツンと立ちすくむ姿など、断片的な描写が次々と映し出され、“考えるな…感じろ”と言わんばかりのイニャリトゥ監督のメッセージが読み取れる。


イニャリトゥ監督の新境地…『バルド、偽りの記録と一握りの真実』予告

母国へ帰る道中、自らの内面や家族との関係、そして自らが犯した愚かすぎる過去などの問題と向き合いながら、生きる意味を見つけていくシルベリオ。濃密かつ感動的な心の旅路を美しい映像とともに描く、壮大で没入感のある物語となっている。


「数年前から私は自分の過去を遡ってみたり、内側から探索したりするようになりました」と語るイニャリトゥ監督は、「どの道も捉えどころがなく、まるで迷路のようです。前もってお伝えしておくと、私は今でも自分の過去に絶対的な真実を見つけることはできていません。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.