くらし情報『【インタビュー】『アバター』から13年! 敏腕プロデューサーが明かす1500ページのメモ、3つの脚本チームの存在』

2022年11月25日 17:00

【インタビュー】『アバター』から13年! 敏腕プロデューサーが明かす1500ページのメモ、3つの脚本チームの存在

ジャック=イヴ・クストー(海洋学者)をはじめ、いろいろな人々が海について書いていますが、ジェームズ・キャメロンも水の中で長い時間を過ごしてきて、海の中で見える色についてよく知っています。その体験をなるべくリアルに再現したいと思いました。深く潜れば潜るほど、太陽の光が届かなくなることで色がなくなっていきます。そういう部分も描きたいと思っていました。

進化する「映像表現」と変わらない「劇場での映画体験」

【インタビュー】『アバター』から13年! 敏腕プロデューサーが明かす1500ページのメモ、3つの脚本チームの存在
――インタビューに先立って行われた、特別映像を交えたプレゼンテーションでも「ぜひ映画館で体験してほしい」と強調されていました。2009年に第1作が公開された頃と比べ、スマホの普及、配信サービスの勃興など映画・映像コンテンツの視聴環境がガラリと変わりました。この変化をどう受け止めていますか?

「ニューヨーク・タイムズ」にこんな記事が出ました。「今日、我々が置かれているエンターテインメントの状況を鑑みるに、映画を家で見ることができるようになったことで、映画ビジネスは死ぬだろう」と。


ちなみにこれは1983年3月の記事です(笑)。同じことをいまも言えると思います。

私たちが取り組んでいることは非常にユニークなことです。

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