グレタ・ガーウィグ、実写映画『バービー』は「キャリアを失うかも」と危惧するも果敢に挑戦
マーゴット・ロビー主演作『Barbie』(原題)のメガホンを取り、ノア・バームバックと脚本を共同執筆したグレタ・ガーウィグ監督が、デュア・リパのPodcast「At Your Service」に出演。今作について、「キャリアを終わらせるものになるかもしれない」と危惧したことを明かした。
『レディ・バード』でアカデミー監督賞&脚本賞、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』で同脚色賞にノミネートされ、華々しいキャリアを築いてきたガーウィグ監督。「怖かったです。それが大きく占めていました「『なんでもアリでしょ』と思って始めてみると、なにかあったりするものなんですよね。脚本を書き始めると『どこから手をつけたらいいんだろう?』『どんなストーリーになるの?』とめまいがするような感じでした」と『Barbie』に取り掛かった時のことをふり返り、苦労を語った。
世界的に有名で人気のあのバービー人形を実写化するということで、恐怖を抱いたというガーウィグ監督だが、それは「本当に興味深い恐れ」だったそうだ。「たいてい、その恐怖があるところには、最高の作品があるということです。
『キャリアが終わってしまうかも』と思うようなものは、『よし、やってみるしかないな』となるんです」