くらし情報『「もう十分だ」『SHE SAID/シー・セッド』監督が貫いた信念の演出とは?』

2022年12月14日 17:30

「もう十分だ」『SHE SAID/シー・セッド』監督が貫いた信念の演出とは?

Photo by cinemacafe.net


映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの数十年に及ぶ性的暴行を告発した女性ジャーナリストたちの物語を描く『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』。本作では、マリア・シュラーダー監督の信念のもと、直接的な性暴行場面を意識して排除していたことが分かった。

性的暴行事件の真実を、様々な困難を打ち破りながら懸命な取材と調査で追い求めたニューヨーク・タイムズ紙の記者や編集者の道のり、そして恐怖やトラウマを乗り越え、覚悟を決めて名乗り出たサバイバー(被害にあった女性たち)と目撃者の勇敢な姿に光を当てる本作。


「もう十分だ」『SHE SAID/シー・セッド』監督が貫いた信念の演出とは?

メガホンをとった監督のマリア・シュラーダーは、ドイツで生まれ1980年代より女優として活動。脚本家、演出家としても活躍し、監督・脚本・製作総指揮も務めた『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』が第94回アカデミー賞国際長編映画賞にドイツ代表として選出された。2020年には、保守的なコミュニティ(ユダヤ教超正統派)から脱出した女性を描いたNetflixシリーズ「アンオーソドックス」がエミー賞8部門にノミネートされ、リミテッドシリーズ部門監督賞を受賞するなど、様々な分野で才能を開花させる業界でも注目の存在だ。

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