2023年1月10日 13:30
『母の聖戦』たった1人でカルテルに挑んだ母にはモデルがいた!特別予告解禁
ダルデンヌ兄弟が共同プロデュースし、メキシコの実話をベースに巨大化された「誘拐ビジネス」の闇に迫った衝撃作『母の聖戦』。この度、“母親”目線から切り取った特別予告が解禁、モデルとなった実在の女性の壮絶な人生が明らかとなった。
娘の復讐のために、たった1人で麻薬カルテルに挑み犯人10人を捕まえた母親の壮絶な人生を描く本作で、主人公シエロのモデルとなったのが、娘を誘拐されたのちに殺害されたミリアム・ロドリゲス。2012年、当時20歳だった娘のカレンを誘拐されたミリアムのもとには、犯人から脅しの電話が繰り返され、要求された高額の身代金を銀行でローンを組み工面し支払ったが、娘は解放されず、解放を約束された墓地で暗くなるまで待ち続けていたという。
そこでミリアムは娘を誘拐した犯罪組織<ロス・セタス>のリーダー格の男に会い、娘を解放して欲しいと直接懇願した。しかし男は「組織は誘拐に関与していない。2千万ドルを払えば娘を見つける手助けをする」と言い張り、ミリアムは男に追加の金を支払ったものの、1週間後には音信不通となり、代わりに誘拐犯を名乗る他の男たちから「もう少しだけ金が必要だ」とさらなる身の代金を要求する電話がかかってくるように…。