永瀬正敏主演、バンド愛で全ての世代に一石を投じる『GOLDFISH』が3月公開
など、ロッカーだけではなく多くのミュージシャンやアーティストに襲いかかる「死の波」を泳ぐ金魚のような者たちの苦悩を描く。
藤沼監督も自身のバンドメンバーを亡くしているが、その経験こそが映画を撮るという新しいことを始めるきっかけを与えてくれたと語るように、観る者に自分自身と向き合うことの大切さ、そして希望を見出してくれる物語でもある。
藤沼監督は音楽も担当し、脚本は2年をかけてアイディアを出し合い、『宮本から君へ』、『MOTHER マザー』の港岳彦、朝倉陽子とともに作り上げた。
永瀬正敏
主演は『あん』、『パターソン』、『光』でカンヌ国際映画祭に3年連続で公式選出された初のアジア人俳優となった永瀬正敏。自身もパンクバンドを組んでいたという永瀬さんが、音楽を続けながらもくすぶった思いを抱える主人公を見事に演じている。バンドメンバーには、自身との葛藤に悩むハルを北村有起哉、ムードメーカーのアニマルを渋川清彦、そのほか増子直純(怒髪天)、松林慎司が演じる。また、破滅の世界へと引きずり込む死神のような男(バックドアマン)を町田康が不気味に演じ、ハルを支える彼女役に有森也実が起用されている。
この度解禁されたキービジュアルでは、劇中に登場するパンクバンド「ガンズ」