アンジェラ・バセット、“女王”の貫録見せる!『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』
そして、ラモンダにとって、伝統は重要です。悲しむこと、その悲しみを認識すること、その様々な段階を経ることは、この母親が理解していることであり、夫と息子の死によって、この女王が理解していることなのです。彼女は信仰心のある女性で、シュリは科学者です。だから、それを尊重し、認め、受け入れることは、彼女の得意とするところではない。しかし、母親はそれを可能にするのです」と言うアンジェラ。
アンジェラは、このキャラクターと、彼女に命を吹き込む機会を大切にしたという。「断れないオファーでした。私に似た女性たちの輝く姿を見ることができるのです。
そして、そのような機会はほとんどなかったのです。そして、ライアン(・クーグラー監督)やスタッフたちが、私なら彼女を世に送り出し、光を与えることができると考えてくれたことに、ただただ感謝しています。私はこのキャラクターを愛し、賞賛し、敬愛するようになりました。観客の一人として、有色人種の女性として、映画とキャラクター、そしてキャラクターが誰を表し、スクリーン上でどのようなインスピレーションを与えるのかに恋した少女として、まるで私が外から見ているような感じです」と語っている。