世界的なドラァグクイーンたちによる豪華なショーと、クラブイベントのような演出やサウンド、照明を組み合わせた日本初の大規模ドラァグショー「OPULENCE」(オピュランス)が開催されることになった。
今回で第2回目となる「OPULENCE」は、日本ではNetflixで配信されている米テレビ番組「ル・ポールのドラァグレース」シーズン3で圧倒的な存在感で優勝し、その後モデル、メイクアップアーティストとしても活躍するレジェンド・Raja(ラジャ)、シーズン13でプロフィギュアスケーターとして高いダンススキルを見せたDenali(デナリ)、タイのドラァグレースの司会を務めながら「ル・ポールのドラァグレースUK vs the World」にも出演したPangina Heals(パンジャイナ・ヒールズ)を迎え、4月に新たに開業するZepp Shinjuku(TOKYO)で開催される。
米国でゲイ差別が激しかったころに、コメディと社会風刺を兼ねて誕生し、ゲイクラブなど限られた空間で披露していたドラァグショー。その後、ゲイの権利関係改善や人気テレビ番組「ル・ポールのドラァグレース」などの登場によって、ドラァグショーはアングラ文化から大衆へと受け入れられ、ショーアップされるようになってきた。