2023年4月7日 07:00
池松壮亮が一人二役でピアニスト演じ分ける『白鍵と黒鍵の間に』公開、特報映像も到着
また池松さんは、初のピアニスト役を演じる上で、半年間ピアノ練習を行い撮影に臨んだ。劇中に登場する「ゴッドファーザー 愛のテーマ」の演奏は、全て池松さん本人によるものであり、本作の見どころの一つでもある。
併せて映像も公開され、演奏する場面も登場。ジャズピアニスト志望の博が場末のキャバレーで「ゴッドファーザー 愛のテーマ」を演奏するが、その曲が大きな災いを招くとは知る由もなかった。“あの曲”をリクエストしていいのは、銀座界隈を牛耳るヤクザの会長だけで、演奏を許されているのも会長お気に入りの敏腕ピアニスト・南だけだった。夜の銀座の暗黙の掟を破った博と、それに巻き込まれる南。2人のピアニストの運命と銀座の夜が大きく狂い始める予兆を感じさせる。
ティザービジュアルは、サングラスをした南がピアノを弾く姿と、ピアノの屋根には博が映り込み、南と博の運命が交錯し、人生が交わり連なる2人の関係性を表すような奇妙な一枚に仕上がった。
スチールはホンマタカシが撮影、デザインは石井勇一(OTUA)が担当している。
本作は、ジャズを扱った音楽映画であり、昭和レトロな空気をまとったファンタジーであり、スリラーでありコメディであり、そして名曲「ゴッドファーザー 愛のテーマ」