ナオミ・ワッツ「走ることに助けられた」過酷な撮影ふり返る『デスパレート・ラン』特別映像
ナオミ・ワッツが主演を務める『デスパレート・ラン』より特別映像が解禁された。
本作は、我が子の通う学校で立てこもり事件が発生し、ナオミ・ワッツ演じる母親がスマホ1台で事件解決に向けて走り続ける様子を描いた新感覚シチュエーション・スリラー。
この度解禁されたのは、主演のナオミ・ワッツが役作りや、ほぼ全編1人で走り続けた過酷な撮影裏を明かす特別映像。映像の冒頭では、事故で亡くなった夫の一周忌を前に、まだ寂しさを拭い切れない主人公のエイミーや、その家族の日常を捉えた物語の始まりをナオミ・ワッツがふり返り、エイミーについては、「息子の悲しみを知る余裕がなかったのかもしれない」と解説する。
立てこもり事件に巻き込まれた息子を救うため、スマホ1台を手に走り続けるという設定から、ワッツは入念なランニングのトレーニングを行い撮影に参加。しかし、実際に撮影に入ると想定外の出来事があったそうで、「短いシーンを走るだろうと思っていたけど、撮影現場に着くと引きの画角から長いシーンを撮影すると知った」と明かす。
この撮影手法はフィリップ・ノイス監督の緊張感を引き立てる演出の一つで、そのため撮影中ワッツは毎日筋肉痛に苦しめられたが、持ち前の運動神経を発揮し過酷な撮影を見事に走り抜いた。