くらし情報『役所広司、カンヌ男優賞に「この賞に恥じないように頑張らなきゃ」 『怪物』は脚本賞』

2023年5月28日 09:48

役所広司、カンヌ男優賞に「この賞に恥じないように頑張らなきゃ」 『怪物』は脚本賞

Photo by cinemacafe.net


第76回カンヌ国際映画祭の授賞式が現地時間5月27日(土)夜に行われ、ヴィム・ヴェンダース監督『PERFECT DAYS』(原題)の役所広司が、日本人としては柳楽優弥以来19年ぶり2度目となる男優賞を受賞。また、坂元裕二が是枝裕和監督『怪物』で脚本賞を受賞した。

カンヌでパルム・ドール受賞経験もあるヴェンダース監督のもと、役所さんが演じたのは、東京・渋谷の公共トイレ清掃員という仕事を淡々とこなし、日々の小さな歓びに満足している無口な平山という男。


役所広司、カンヌ男優賞に「この賞に恥じないように頑張らなきゃ」 『怪物』は脚本賞

「平山の暮らしぶりをイメージさせる様な環境を監督が整えてくださった」と明かしており、5月25日(木)の公式上映では約10分間のスタンディングオベーションにつつまれ、観客からも大きな評価を得ていた。

授賞式の壇上は、1997年に故・今村昌平監督『うなぎ』のパルム・ドールを代理で受け取って以来という役所さんは、感激の面持ちで「こんな華々しいカンヌ映画祭でスピーチをするのはあんまり好きじゃない」と微笑みつつ、審査員、ヴェンダース監督やスタッフ、そして観客に対して感謝をコメント。

役所広司、カンヌ男優賞に「この賞に恥じないように頑張らなきゃ」 『怪物』は脚本賞

日本人のカンヌ男優賞受賞は、2004年の是枝裕和監督作『誰も知らない』で当時14歳だった柳楽さん以来、19年ぶり。

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