第80回ヴェネチア国際映画祭のラインアップが発表に コンペ部門に濱口竜介、デヴィッド・フィンチャーら
8月30日から9月9日まで開催される第80回ヴェネチア国際映画祭のラインアップが発表された。
ハリウッドで全米脚本家組合と全米映画俳優組合が63年ぶりに異例の「ダブル・ストライキ」を行っている現在。同映画祭のアートディレクターのアルベルト・バルベラは「幸いにも俳優のストライキによる(映画祭への)影響は、ルカ・グァダニーノ監督の『Challengers』を失いましたが最小限でした」とコメントした。
『Challengers』はオープニング作品に選出されていたが、ストライキによって上映が取り下げられ、エドアルド・デ・アンジェリス監督の『Comandante』が代わりに選ばれた。「もちろん、大きなスタジオやストリーミング配信サービスの作品に出演しているSAGメンバーの俳優は参加できないと思いますが、インディペンデント系の作品に出演している俳優たちはヴェネチアに来てくれるといいなぁと期待しているんです」とも。
コンペティション部門のラインアップは以下の通り。
『Comandante』エドアルド・デ・アンジェリス(イタリア)※オープニング作品
『The Promised Land』ニコライ・アーセル(デンマーク、ドイツ、スウェーデン)