くらし情報『ミンディ・カリング&デヴ・パテル、インドの性的暴行被害者が正義を求めるドキュメンタリー映画を製作』

2023年8月15日 13:50

ミンディ・カリング&デヴ・パテル、インドの性的暴行被害者が正義を求めるドキュメンタリー映画を製作

Photo by cinemacafe.net


ミンディ・カリング(『オーシャンズ8』)とデヴ・パテル(『ホテル・ムンバイ』)が、インドのドキュメンタリー映画『To Kill a Tiger(原題)』の製作総指揮を務めていることが分かった。同作の舞台はインド。集団レイプにあった13歳の娘のために、正義を求める父親の姿を描いている。ミンディはアメリカ生まれでデヴはイギリス生まれだが、共に両親が共にインド系。

監督のニーシャ・パフジャは、「インドにおけるジェンダーの平等と正義は、ここ10年にわたって私の仕事の中心になっていました。私は勇気、正直さ、立ち直る力を見せてくれた家族の物語と出会い、どうしても『To Kill a Tiger』で語るべきだと思いました。ミンディとデヴがこの作品と作品が与える変化のきっかけとなる力を信じ、多くのアクティビストや団体の活動に基づいて物事を進めてくれたことに感謝しています」と語っている。

また、デヴは『To Kill a Tiger』を「ダビデとゴリアテの物語」「インド現代史における最も重要な作品の一つ」と評している。


『To Kill a Tiger』はすでに今年のパームスプリング国際映画祭など複数の映画祭でドキュメンタリー賞を受賞。10月20日からニューヨークのフィルム・フォーラムで公開後、北米で拡大上映する。

(賀来比呂美)

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