2023年9月29日 13:00
諜報戦繰り広げるスパイたち映し出す『サタデー・フィクション』予告編&場面写真
、電話を盗聴するシュパイヤー(トム・ヴラシア)と煙草を燻らすヒューバート(パスカル・グレゴリー)ら欧州側のスパイの姿も。
ほかにも、ユー・ジンの恋人で政府から目を付けられる左翼の舞台演出家のタン・ナー(マーク・チャオ)や、重慶側の女スパイ、バイ・ユンシャン(ホァン・シャンリー)、南京側のスパイ、モー・ジーイン(ワン・チュアンジュン)と同じ中国人でもそれぞれ異なる目的を持つスパイたちの姿が切り取られている。
スタイリッシュで、異文化の混ざり合うクラシカルな上海の空気感が漂う写真の数々となっている。
本作は、ロウ・イエ作品初の全編モノクロ映像となっており、ロウ・イエ監督は「映画の原点であるモノクロ映画を撮ることがずっと夢だった。以前に上海で撮影した『パープル・バタフライ』でも、モノクロで撮ろうと話が持ち上がったことはあったものの結局実現できなかった。本作でようやく叶えることができてとても嬉しい」と生まれ育った故郷の上海で念願を叶えた喜びを語っている。
『サタデー・フィクション』は11月3日(金・祝)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋、アップリンク吉祥寺ほか全国にて順次公開。
(シネマカフェ編集部)
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