くらし情報『演技未経験の子どもたちが体現する『最悪な子どもたち』12月公開』

2023年10月7日 11:00

演技未経験の子どもたちが体現する『最悪な子どもたち』12月公開

現実とフィクション、映画製作のプロセスと物語の間を絶え間なく行き来する、子どもたちの瑞々しくリアルで、奇跡的な演技が光る唯一無二な作品に仕上がっている。

演技未経験の子どもたちが体現する『最悪な子どもたち』12月公開

監督を務めるのは、リーズ・アコカとロマーヌ・ゲレからなる新鋭コンビ。キャスティングディレクターや演技コーチとして数千人以上の若者と接してきた2人は、2012年、公開オーディションを題材とした短編『シャス・ロワイヤル』(2016)で監督デビューし、セザール賞短編賞にノミネート。その後、長期にわたる取材やキャスト探しを経て、初長編となる本作を完成させた。


演技未経験の子どもたちが体現する『最悪な子どもたち』12月公開

監督の2人はかねてより「なぜ映画というジャンルが、過酷な環境で生きる子どもたちに惹かれカメラを向けようとするのか?」ということに関心を持っていたという。本作では、世代や文化の違いから生じるハプニング満載の展開で観客を楽しませると同時に、映画が個人やコミュニティにもたらす影響、作り手の倫理、社会格差といったテーマを鋭く突きつける。

演技未経験の子どもたちが体現する『最悪な子どもたち』12月公開

主人公の子ども4人を演じるのは、実際に北フランスの撮影地近くの学校や児童養護施設でのオーディションに参加し選ばれた演技未経験の子どもたち。作中では、はみ出し者のレッテルを貼られた主人公たちが、映画の現場で様々な壁にぶつかりながら、自身の新たな可能性を発見していく過程を全身で体現している。

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