マイケル・ケイン、俳優業引退を表明「90歳の主役というのは無理がある」
『ダークナイト』三部作、『グランド・イリュージョン』シリーズの名優マイケル・ケインが、BBC Radio4の「Best of Today」に出演。「引退すると言い続けてきましたが、いまがその時です」と俳優業引退を表明した。
「主役を演じて素晴らしい評価をもらったこともある」と俳優として残した実績に満足している模様。「いま、私が得られる役は90歳の男性か85歳くらいの男性です。主役といえるものではないでしょう。90歳で主役を演じる男性というのは無理がある。若い男性や女性を起用するんじゃないですか。だから、辞め時かなと思って」と引き際を考えたことを明かした。
最近届いた脚本を読んでみたところ、自分の役のセリフが99ページ中15ページしかなかったというのも引退の決め手に。「小さな役を引き受けて、ひどい評価を受けたらと思うとね…」と考えたという。
マイケルは『アルフィー』『探偵スルース』『リタと大学教授』『愛の落日』でアカデミー主演男優賞候補となり、『ハンナとその姉妹』『サイダーハウス・ルール』で同助演男優賞を受賞。俳優として最後の出演作は『The Great Escaper(原題)』となる。2014年にDデー(ノルマンディー上陸作戦決行日)の70周年記念行事に出席するため、老人ホームを抜け出したバーナード・ジョーダンの実話を基にした映画。マイケルはバーナードを演じている。
(賀来比呂美)
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