2024年2月5日 18:00
「大きな意味を持つ」「重要な作品」ハリー・ベイリー&H.E.R.が『カラーパープル』出演を決めた理由とは
ミュージカル映画『カラーパープル』に起用された、実写版『リトル・マーメイド』アリエル役で知られるハリー・ベイリーとグラミー賞&アカデミー賞受賞のH.E.R.が本作に込めた思いを語った。
38年の時を経てスクリーンへ蘇る不朽の名作『カラーパープル』。ミュージカル映画として大胆にリメイクされた本作には、ブロードウェイミュージカル版のキャストほか、次世代の歌姫たちが次々と起用されたことで話題となっている。
主人公セリーの妹ネティの若き日を演じたのは、ハリー・ベイリー。ディズニー映画『リトル・マーメイド』(2023)で主演のアリエル役に大抜擢され、大ブレイクした。音楽活動でも知られており、姉のクロイ・ベイリーとの姉妹デュオ「クロイ&ハリー」として活躍、その歌唱力は折り紙付きだ。
キャスティングに携わった製作総指揮のオプラ・ウィンフリーは「ネティの存在は姉妹の密接な関係により重要な役割を果たします。手紙を通してしか妹のことを思い出すことができない映画の大部分で、空間を保持するような存在感が必要です」と語り、その役柄の重要性から、類まれな才能と存在感をもつベイリーの起用を決めた。
ベイリーはネティ役で出演が決まった当時のことを、「『カラーパープル』は私と私の家族にとって昔から大きな意味を持つ作品でした。