2024年4月17日 12:50
時代に翻弄された男の激動の80年切り取る『ある一生』日本版予告&場面写真
「マリー!」と叫ぶ主人公の姿からは、大きな悲劇を予感させる。
そして、終盤、主人公3世代の後ろ姿をカメラが追うことで、辛いことがあっても振り返らず常に前を向いて生きてきた男の生き様を感じさせる。
最後、山を目の前にして立つ主人公とともに、“「愛」と「充実感」についての寓話であり、成果重視の現代社会を映す鏡である”との監督のメッセージが映し出され、本作が過去を描きながら、現代に生きる私たちの物語であることを示す。併せて場面写真も解禁。予告編と同じく、主人公が80年の人生の中で体験してきた苦難と孤独、そしてマリーとの幸せなひとときが切り取られている。
『ある一生』は7月12日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。
(シネマカフェ編集部)
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ある一生 2024年7月12日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開
©2023 EPO Film Wien/ TOBIS Filmproduktion München
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