くらし情報『『先生の白い嘘』初日舞台挨拶にてプロデューサー&監督謝罪 奈緒らキャスト全員が思いのたけを語る』

『先生の白い嘘』初日舞台挨拶にてプロデューサー&監督謝罪 奈緒らキャスト全員が思いのたけを語る

その上で、現場でちょっと不十分だと思う部分が正直ありました。対等な現場ではあったので、そこは皆さんご安心して、皆さん心配してくださっている声も届いていますので大丈夫ですとお伝えしたいです」と呼びかけた。

『先生の白い嘘』は累計発行部数100万部を突破した、鳥飼茜による同名原作の実写映画化。主人公である高校教師・原美鈴(奈緒さん)が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や、男女間に存在する「性の格差」に向き合う姿を描く。
映画『先生の白い嘘』は全国公開中。

鳥飼茜コメント全文

漫画が映像化することは、基本的には光栄なことだ。それでも自分は自分の描いた作品に無責任すぎたのかもしれないと思う。作品は作品で描いた人、撮った人、演じた人の個人とは無関係に評価されるべきか。
そういう性質なものもあっていいと思う。ただ、自分はこの漫画を描くとき、確かに憤っていたのだ。一人の人間として、一人の友人として、隣人として、何かできることはないかと強い感情を持って描いたのだ。それがある意味特別で、貴重な動機づけだった。今あんな情動を持てない。

性被害に対し、何を言えるのか。私たちはどんな立場なのか。どんな状況でもそれを明らかにできる場合にしか明け渡してはいけない作品だったと思う。

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