くらし情報『NASAの全面協力が実現『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』特別映像も解禁』

NASAの全面協力が実現『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』特別映像も解禁

グリフィンは「これまでで最高の仕事は、宇宙管制センターのフライト責任者でした。あの数年間は大成功を収めた年で、私たちが本気を出せば、この国はどんな力でも発揮できることを示していました」と、NASAの全職員が一丸となったアポロ計画の偉業をふり返る。

NASAの全面協力が実現『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』特別映像も解禁

劇中、チャニング・テイタム扮する発射責任者コールは過去の重大な事故に悩まされる。1967年、アポロ1号の予行演習中に宇宙飛行士3名の命を奪った火災である。

NASAの主任歴史学者であるブライアン・オドムは、「アポロ1号、あの日の火災、そして火災の余波で、NASAは立ち止まっていました。私たちは何をしているのか、無理をしすぎているのではないか、スケジュールは進んでいるのか。宇宙船を設計するという難題に応えるために、品質管理の一部はある種、遅れをとっていました」と、この事故によってアポロ計画は頓挫の危機を迎えたと指摘する。「今日を振り返る際、アポロ1号の火災は大切なリマインダーです。
悲劇の教訓を失ってはなりません。だからこそ、NASAはこれらすべてのミッションの追悼日に祈りを捧げます。悲劇から学び、心に留めておくためです」と、悲劇が決して忘れてはならない教訓となり、亡き飛行士たちへの思いがその後のNASAを奮い立たせ、アポロ計画の有人ミッションへの成功につながったのだと語っている。

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