「美女と野獣」でベルを可憐に歌い上げる歌姫キャリー・アンダーソンがその魅力を語る
イヤー”とも言うべき幅広い展開を見せる。
この日、公開されたランスルーでも美しき愛の物語がオーケストラと共に披露される。第2部の「美女と野獣」パートでは、多くのファンにとってなじみ深い名曲に合わせて、キャスト陣が美しい歌声を響かせる。特に、醜い野獣が元の姿に戻るための鍵を握る可憐な少女・ベル役にキャスティングされたキャリーは、「マンマ・ミーア!」をはじめ数々のミュージカルで見せてきた実力を十二分に発揮し、その快活な歌声で聴く者の心を掴む。
そしてランスルー後、疲れたそぶりを見せることなく、笑顔を浮かべ我々の前に姿を現したキャリー。この「ディズニー・オン・クラシック」の公演のポイントをこう語る。
「(俳優ではなく)歌手がキャストのメインになるの。舞台上にはオーケストラが配置され、音楽をメインにして演じられる――そこでストーリーを伝えなくてはならないから、演技を最小限に抑えて音楽と歌を中心に聴いてもらうのが今回の公演のスタイルよ」と歌と音楽の魅力を強調する。
映画にオーケストラ、ミュージカルと多岐にわたって人々に愛される「美女と野獣」。この愛の物語がこれだけ長きにわたり多くの支持を受ける秘密はどこにあるのだろうか?
「映画の中の音楽の役割がとても大きいと思うわ。