堂本剛が絵画と向き合う&戸塚純貴らのアトリエでの一幕『まる』メイキング写真
堂本剛主演、荻上直子監督・脚本の『まる』よりメイキング写真が到着した。
10月18日に公開日を迎え、公開初週末には新作映画第1位のスタートを切った本作。グッズも売り切れが続出するなど、大きな注目を集めている。
この度解禁されたメイキング写真では、「〇」や劇中に登場する絵画に向き合う堂本の様子が捉えられている。
映画冒頭に登場する吉田鋼太郎が演じる現代美術家・秋元洋治のアトリエでの一幕では、実際に沢田(堂本剛)や矢島(吉岡里帆)、戸塚純貴演じる新人アシスタント・田中がキャンバスを油絵の具で塗っているが、リハーサルの段階では“塗るふり”で動きやタイミングなどをつかんでいった俳優陣。
堂本は絵画指導の百田智行に適宜アドバイスを仰ぎながら、乾いた刷毛をキャンバスの上で滑らせつつ筆入れの手際や所作を確認。長く絵を描いてきた沢田の“アクション”を身体に染みこませていった。
なお本作は16mmフィルムでの撮影であり、荻上監督がファーストテイクにおける芝居の鮮度を好むことから、さほどテイクを重ねない傾向にあった。その緊張感の中だったが、堂本は大きな絵を前にして笑顔を見せていた。
ちなみに、秋元役の吉田はシーン数的にもこの日のみの参加であったが、旧知の吉岡との再共演に喜びを分かち合って現場を盛り立てる一方、芝居では気難しい秋元をケレン味を加えながら体現していた。