『ロボット・ドリームズ』動物たちを擬人化、アートディレクションの舞台裏を語るメイキング映像
第96回米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネート、アニー賞やヨーロッパ映画賞などを席巻した『ロボット・ドリームズ』。この度、アートディレクションの舞台裏が明かされ、キャラデザインなどを深掘りするメイキング映像が到着した。
この度解禁となったのは「アートディレクション」と題したメイキング映像。パブロ・ベルヘル監督やアートディレクターが登場し、アニメーションの画作りに込めたこだわりをたっぷりと解説する。
まずはパブロ・ベルヘル監督が「絵コンテは1年がかりの長い作業で、その後アニメーションに取りかかった。100名のアニメーターを集めて、制作プロセスが始まった」と語るシーンからスタート。
続けて監督はアートディレクターのホセ・ルイス・アグレダを紹介、彼は「アニメーションのアートディレクターは、監督がどんな物語をどう伝えたいのかに合わせることが大事」と語る。映像では、制作現場の緻密な作業風景が映し出されていく。
本作でひときわ目を引くのは、全ての登場キャラクターが擬人化された動物たちである点だ。メイキング映像には、カメレオン、ワニ、ペンギン、ゴリラといった多種多様な動物たちがオシャレな衣服を身にまとい、挨拶を交わすデザイン画も登場する。