Core i7-4790KとRadeon R9 280搭載したアッパーミドルの新定番「MDV-RZ7500X」
リセットボタンやオーディオ入出力、USB 3.0端子などはケース前面の中央部だ。またマルチカードリーダーが標準搭載されており、別途カードリーダーを用意する必要がない。なお、前面パネルはBTOカスタマイズによってスチールメッシュパネル(2,900円・税別)に変更することも可能。12cmフロントケースファン(1,400円・税別)も合わせて追加すれば、よりケース内のエアフローを向上させることができるため、グラフィックスカードを酷使する場合は検討したい。
右側面のパネルを開けると、CPUの裏側にCPUクーラーの脱着作業に役立つメンテナンスホールが開けられているのが確認できる。BTO PCでCPUクーラーを自分で交換する人は少ないかもしれないが、いざというときの作業がしやすく大変ありがたい。さらにストレージ用のゲージには、脱着式のワンタッチHDDホルダを採用。工具などを利用することなくHDDの入れ替えや追加が行える。
ケースは長く使用することが多いだけに、最新のトレンドをしっかり押さえた製品を採用している点は、ユーザーフレンドリーな製品といえそうだ。
続いて内部を見ていこう。左側面のパネルを開けるとまず目に入るのが、マザーボードより長いグラフィックスカード。