Core i7-4790KとRadeon R9 280搭載したアッパーミドルの新定番「MDV-RZ7500X」
映像出力用の端子もDVI-D、VGA、DisplayPortと豊富だが、グラフィックスカードを装備しておりこれらは使用しないため、プラスチック製のカバーでフタがされている。12cmファンの下には水冷用ホールも確認でき、知識のあるユーザーならさまざまな活用が考えられるだろう。グラフィックスカードの映像出力端子は、デュアルリンクDVI-I、HDMI1.4a、mini DisplayPort×2という構成で、4Kなどの高解像度やマルチディスプレイ環境にも対応できる。
電源ユニットには、数々のPCメーカーやパーツメーカーへOEM供給を行っているAcBelの定格出力700W製品を採用。"80PLUS BRONZE"認定製品なので、消費電力の軽減も期待できそうだ。メモリは、ADATA製のDDR3L-1600、8GB×2、計16GBを標準搭載。容量不足で困ることはないだろう。HDDはWestern Digitalの1TB製品を採用している。
本機の速度的なボトルネックになっているのが、このHDDだろう。決して性能的に劣るものではなく、Windows 8.1を採用しているためOSの起動速度も十分早いのだが、やはりSSDと比べてしまうと体感的にもベンチマーク的にも見劣りがち。