くらし情報『話題の"模倣サイト"は"プロキシ回避サービス"で危険性なし - 一方で懸念も』

2014年8月30日 10:30

話題の"模倣サイト"は"プロキシ回避サービス"で危険性なし - 一方で懸念も

ただし、セキュリティの観点から、「プロキシ回避システム」などを経由したアクセスには、次のようにいくつかの懸念点があるとしている。

悪意あるサービス提供者により、「利用者が入力した情報の横取り」や「Webサイトからの返答内容の書き換え」が行われる危険がある(いわゆる「Man in the Middle攻撃」)
本来の事業者が提供しているセキュリティ機能が無効化される(例:HTTPSサイトに「プロキシ回避システム」を通じてアクセスするとHTTPで表示される、など)
本来の事業者が用意したコンテンツが勝手にコピーされたりキャッシュされたりする
本来の事業者が用意したコンテンツが本来のURLとは異なるURLでインターネット上に存在し、時にはインターネット検索の結果上位に登場することで混乱が生じる
上記のうち、特に「Man in the Middle攻撃」は最も悪質であり、危険性が高い。

利用者が「プロキシ回避システム」と理解して使用していたとしても、自身が利用するサービスの通信経路においてどのような処理がされているかを判断することは難しい。

今回確認されたサービスでは特に不正活動は認められなかったが、他のサービス提供者もすべて同様とは限らない。

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