くらし情報『NEC、ビッグデータを用いた「漏水監視サービス」の提供を開始』

2014年9月8日 09:36

NEC、ビッグデータを用いた「漏水監視サービス」の提供を開始

NEC、ビッグデータを用いた「漏水監視サービス」の提供を開始
日本電気(NEC)は9月5日、ビッグデータ収集・分析技術を用いて上水道の漏水状況を迅速・精緻に検知する「漏水監視サービス」を提供開始すると発表した。

同サービスは、水道管の消火栓や止水栓などに複数設置するセンサが振動データを収集し、クラウド上のシステムで分析することで、漏水発生とその地点を検知する仕組み。センサは、漏水検知の専業メーカとなるスイス Gutermannの製品を採用しており、小型で軽く、防水性に優れているほか、内蔵する強力磁石で装着するため脱着が容易で、取付のための工事は不要。内蔵バッテリは、最長で5年間の使用が可能となる。

センサの収集したデータは、「ドライブバイ方式」と「パーマネント方式」のどちらかでデータセンタへと送られる。ドライブバイ方式では、無線受信機を搭載した車両でセンサの設置箇所を巡回し、近距離無線を使用してデータを収集する。無線受信機にて収集したデータは、パケット通信にてデータセンタのサーバへ伝送される。

一方、パーマネント方式は、計測・監視を行うマンホール部の付近にある電柱などに無線中継局を設置し、無線通信にて無線中継局から基地局を繋いだのち、パケット通信を利用しデータセンタのサーバへ伝送する仕組み。

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