くらし情報『DNP、微生物検査業務の効率を改善するフィルム型培地「Medi・Ca」を発表』

2014年9月19日 11:40

DNP、微生物検査業務の効率を改善するフィルム型培地「Medi・Ca」を発表

DNP、微生物検査業務の効率を改善するフィルム型培地「Medi・Ca」を発表
大日本印刷(DNP)は9月18日、食品・飲料メーカーなどが品質管理で実施している微生物検査業務の効率を改善するフィルム型の培地キット「Medi・Ca」を発表した。

同製品は、一般生菌数測定用のAC(Aerobic Count)グレード、大腸菌群数測定用のCC(Coliform Count)グレード、大腸菌・大腸菌群数測定用のEC(E.coli, coliform Count)グレードの3種類がラインアップされている。特徴は、寒天に代わるゲル化剤と栄養素などをシート状のフィルムにコーティングすることで、寒天培地のような前処理作業を不要とした点にある。作業者のコツや熟練を要する寒天培地とは異なり、取り扱いが簡単で、確実かつ効率的な検査業務を実現する。さらに、前処理不要の調製済み培地のため、外装のアルミ袋から取り出してすぐに使用でき、緊急の検査などにも迅速に対応できる。そして、検査する食品などを希釈した試料液を培養エリアの中央に滴下し、カバーフィルムを閉じるだけで試料液が培養エリア全体に広がってゲル化するため、効率的に作業を進めることができる。

また、各グレードには、発色剤を使用しているため、培養後、微小な菌の集合体であるコロニーの視認性が高く、食品残渣との判別が容易なため、コロニー数の計測をスピーディかつ確実に行える。

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