くらし情報『2015年卒採用戦線総括 (2) 2割が保護者の反対で内定辞退を経験 - 採用充足率は過去10年で最低に』

2014年9月27日 11:00

2015年卒採用戦線総括 (2) 2割が保護者の反対で内定辞退を経験 - 採用充足率は過去10年で最低に

2015年卒採用戦線総括 (2) 2割が保護者の反対で内定辞退を経験 - 採用充足率は過去10年で最低に
マイナビは26日、「2015年卒マイナビ企業新卒内定状況調査」の結果を発表しました。同調査は8月1日~29日の期間に実施、国内企業2,195社より回答を得たものです。本連載では、同調査の結果を元に企業の2015年卒採用状況などを紹介します。

○採用充足率は過去10年で最低

各社は2015年卒の採用に向けて、全体で前年度比14.3%増の採用数を目指して募集を行ってきました。しかしながら、現時点での内定者数は、前年度入社実績数にも届かない状況であることが明らかになっています。

採用充足率は新卒全体で83.0%と、過去10年で最低に。業界別では「小売」「サービス・インフラ」「建設業」の充足率が8割を切っており、年度末までの募集人数到達は厳しいと見通されています。

内定者への満足度では、「質・量ともに満足」の割合は前年度比4.4ポイント減の33.0%。
この数字は、リーマンショック以前の採用意欲が高かった時期(2006年卒~2009年卒頃)に匹敵するものです。

満足度を業界別に見ると、「マスコミ」は54.9%、「建設業以外の製造業」は42.0%が「質・量ともに満足」と回答しています。一方「建設業」

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