2014年10月1日 12:12
冷えの準備もしだす秋に注意したい「気象病」とは - 天気と体調の関係
同じく天気の変化が大きい春も、気圧の変化が大きくなります。
加えて秋は台風シーズンでもありますから、気圧変動が非常に大きい時期です。日本で暮らす私たちは、これらの四季によってさまざまな恩恵を受けていますが、そのぶんコロコロ変わる天気にうまく適応しなければなりません。
また、気温も体に与える影響は大きいです。秋や春は、気温差によるストレスで自律神経のバランスを崩しやすくなるため、より体のあちこちに痛みを引き起こしやすくなると考えられます。
特に気温が日に日に下がっていく「降温期」である秋は、女性の大敵「冷え」に一層の注意が必要になってきます。秋は、昼間は太陽の力で日なたにいるとぬくもりを感じられますが、朝晩はぐっと冷え込む日が多くなります。
○一日の気温差が8度以上あると体調に影響が
例えば、郊外から東京都心に通勤・通学する場合は、10月中頃の昼間は都心で22度前後まで気温が上がるのに対し、家を出発する早朝や夜の帰宅時の郊外は10度近くまで一気に下がります。
昼夜の気温差が10度前後にも達するということがあるわけです。
一日の気温差が8度以上あると、体に大きな影響を与えるとも言われているため、秋シーズンの気温差は注意しなければいけないのです。