くらし情報『糖尿病対策として注目を集めている糖「パラチノース」って何だ?』

2014年10月1日 15:49

糖尿病対策として注目を集めている糖「パラチノース」って何だ?

糖尿病対策として注目を集めている糖「パラチノース」って何だ?
三井製糖は、このほど長崎大学文教キャンパスで開催された「第69回日本体力医学会大会」で行われたランチョンセミナー「メタボリックシンドローム危険因子および糖尿病性腎症進展に及ぼす運動とパラチノース含有食併用の影響」に協賛した。同セミナーでは、東京慈恵会医科大学 臨床検査医学 鈴木政登先生が同社が、販売する糖類「パラチノース」について講演した。

パラチノースは砂糖と同じ1gあたり4kcalだが、小腸での吸収速度が砂糖に比べて5分の1のため、摂取後の血糖値の上昇が緩やかになるという特徴がある。同社は、糖質の小腸での消化吸収速度がゆっくりな状態「スローカロリー」という概念を積極的に提唱している。同セミナーでは、運動とパラチノースに関するラットを用いた研究が鈴木先生より報告された。

同研究では、「肥満・糖尿病モデルラット」(OLETF)と、正常なラット(LETO)を用いた。「肥満・糖尿病モデルラット」はそれぞれ、「安静を維持する群」「パラチノース摂取群」「運動療法群」「パラチノース摂取と運動療法の併用群」に分けられた。そして正常なラット群も含めて5週間にわたり、体重や血圧、糖などのメタボリックシンドロームの危険因子やアルブミン排泄量などの腎症進展指標を調べた。

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