2014年10月3日 13:18
ソフトバンク、メディアコングロマリットの米レジェンダリーに270億円出資
ソフトバンクは3日、米レジェンダリー・エンターテインメントに対し、2億5,000万米ドル(約270億円)の出資を行うことで正式合意したと発表した。同時に、中国、インド市場において、様々なモバイルプラットフォームを利用し、レジェンダリーの持つコンテンツ、ライセンス、関連商品、その他付随する知的財産の市場拡大を目指し、合弁会社を設立することも公表した。
レジェンダリー・エンターテインメントは、映画(レジェンダリー・ピクチャーズ)、テレビ&デジタル(レジェンダリー・テレビジョン アンド デジタルメディア)、コミック(レジェンダリー・コミックス)からなるメディア・コングロマリット。レジェンダリー・ピクチャーズでは、「GODZILLA ゴジラ」「パシフィック・リム」などを手がけ、関連制作の世界累計興行総収入は90億米ドルに達する。
今回の出資は、2014年10月に完了する予定で、出資にともない、ソフトバンクのバイスチェアマンおよびSoftBank Internet and Media, Inc.(以下、SIMI)のニケシュ・アローラCEOはレジェンダリーの取締役に任命される予定。
ニケシュ・アローラCEOは今回の出資について次のようにコメントしている。