2014年10月4日 09:00
プロ棋士を目指す子供たちの熱き戦い「J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会」全国で勝ち上がった16名が激突
ふたりは対局後に以下のように振り返っている。
堀川くん:今まで優勝することはできなかったので、とてもうれしいです。悔いのない将棋を指そうと思っていましたが、うまく指すことができました。次は高校の大会になりますが、高校でも全国大会で優勝を目指してがんばりたいと思います。
伊東くん:序盤で読み負けしてしまった感じで悔しいです。来年は優勝できるようにがんばります。これまでは実戦が中心でしたが、棋譜並べを増やして勉強したいです。また、伊東くん(準優勝)のお父さんは「準決勝までは良く戦えていたと思います。
決勝はちょっと力が出せなかった感じでしたが、昨年は3位でしたから、それよりひとつ上回ったので、最後は残念でしたけど褒めてあげたいと思います」と、堀川くん(優勝)のお母さんは「中学生で最後の大会でしたから、悔いの残らないように戦って欲しいと思っていましたが、ここまで勝ってくれるとは思わなかったので感無量です。これからはいったん受験勉強に専念してもらって(笑)。高校に入ったら、また思う存分将棋の勉強をしてもらいたいです」とそれぞれに我が子の健闘を称えている。
決勝前の両家の様子も見ていたが、どちらの両親も和やかな雰囲気で、子供に対して過度のプレッシャーをかけている様子はまったくなかった。