くらし情報『新型ロボット「チアリーディング部」に込めた村田製作所のビジョンとは?』

2014年10月6日 14:03

新型ロボット「チアリーディング部」に込めた村田製作所のビジョンとは?

そういった現在のビジネススタイルを、このロボットでも表現したというわけだ。

○難航した"玉乗り"の制御

チアリーディング部の特徴は、ボールに乗った"玉乗りロボット"であることと、10体の"グループ"になったことだ。実際に動きを見てもらった方が早いので、まずは以下の動画をご覧いただきたい。

チアリーディング部の仕様は、身長が36cm、体重が1.5kg。身長はボールの分を含むが、体重には含まれない。ボールは中空のステンレス球で、この重さは500gだ。本体底面にオムニホイールが3輪埋め込まれており、これでボールを転がし、全方向への移動、および方向転換を行っている。内蔵バッテリにより、1時間程度の"応援"ができる。


バランスの取り方は倒立振子であるが、ムラタセイコちゃんとは制御アルゴリズムが違うという。セイコちゃんは車輪だったので前後方向の1自由度で良かったが、今度はボールになったため、全方向に対してバランスを取る必要がある。当初、セイコちゃんの技術の延長でやろうとしたものの、すぐに倒れたりして、うまくいかなかったそうだ。

セイサク君とセイコちゃんでは、横方向のバランス制御にホイールが使われていた。

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