2014年10月6日 15:12
IBM、x86サーバを上回るPOWERサーバ「Power S824L」
上で稼動する分析エンジン“BLUアクセラレーション”を搭載する「IBM DB2」などの関連アプリケーションも、GPUアクセラレーターを活用できるよう進めている。加えて、SOAP3、NAMD、GROMACS、FFTWライブラリ、Quantum Espressoなど、GPUアクセラレーターを活用している生命情報科学、防衛、金融、分子力学、気象モデル作成などの広範な分野で使用されるアプリケーション「IBM Power Systems」への対応にも取り組んでいるという。
なおIBM Power Systemsは今後、NVIDIA NVLinkのテクノロジーを採用予定で、PCI ExpressインタフェースでのCPUとGPU間のデータ転送が不要になるという。これによりNVIDIA GPUが「IBM POWER」プロセッサーのメモリーへ全ての帯域幅を使ってアクセスすることが可能となり、様々なアプリケーションの性能を高められる。同システムは、2016年始めに提供開始予定。
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