CEATEC JAPAN 2014 - カーエレクトロニクスはHUD、クラウド技術、音声認識に注目
ビッグデータ情報サービスは、専用通信機(携帯モジュール)を搭載したトヨタ車からの走行データを集計したサービス。現在、この通信機を装備した車は日本国内で70万台以上走行している。走行速度だけでなく、ABSの使用回数などもデータとして集計。写真は10月6日のもので、赤い丸印がABSが使用された場所だ。台風が上陸したため、通常よりもABSの使用率が高いという。
集計したデータを基に、リアルタイム渋滞予測や危険箇所の洗い出しなどが行われている。リアルタイム渋滞予測は2007年モデル以降の純正ナビに搭載。VICS範囲外の細かな道の渋滞情報も利用できる。
また、この集計データを活用したプロジェクトも進行中だ。愛知県では、2013年よりABSが頻繁に作動している場所の調査を実施。路面の状況や交差点の形などの問題が指摘されている。
T-Connectは、通信によって接続されたナビに、スマートフォンのようにアプリをインストールして使用できるというもの。車両情報を活用したアプリ、コミュニケーション用のアプリ、情報収集のためのアプリなどがトヨタから提供されている。
また、トヨタではT-ConnectのSDK(ソフトウェア開発キット)